世界ランキング上位の選手などが出場する卓球シングルス国際大会は8月11日、横浜市で準決勝と決勝戦が行われた。日本勢で唯一、ベスト4に勝ち上がった世界ランキング4位の張本智和選手は、男子の準決勝で世界31位の米国の選手を4対1で退け、決勝に進んだ。
決勝の相手は難敵、世界2位、中国の王楚欽選手。今年5月の世界選手権、男子シングルスで金メダルを獲得した選手だ。過去の対戦でも張本選手は2勝12敗と大きく負け越している。張本選手は王選手の威力のあるフォアハンデに苦しんだが、ゲームカウント4対2で勝ち、8連敗中だった王選手からおよそ3年ぶりに勝利を収め、優勝を飾った。