夏の全国高校野球選手権大会の大阪大会は7月27日、東大阪大学柏原高校が大阪桐蔭高校に延長10回、タイブレークの末、6対5で競り勝ち、14年ぶり2回目の甲子園大会出場を決めた。
この試合は柏原が先行、一時は4−0とリードし、主導権を握って試合を進めた。一方、常勝・大阪桐蔭は何度も反撃、得点機をつくりながらタイムリーが出ず、柏原の守備陣の乱れもあって一時は4−4に追い付いた。だが、その後も得点機にヒットに恵まれず、勝ち越せなかった。タイブレークでも先攻の柏原が2点奪ったのに対し、大阪桐蔭は1点にとどまり決着、連続出場を逃した。