トランプ米政権 26年末に再びユネスコ脱退を通知

米国のトランプ政権は7月22日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)から米国が脱退する意向をユネスコ側に伝えたと発表した。正式な脱退は2026年12月31日。米国が国家として承認していないパレスチナの加盟を認めたことなどを理由として挙げている。
米国国務省のブルース報道官は「ユネスコは分断を生む社会的また文化的な大義を推進していて、国連の持続可能な開発目標に過度に注力している。これは米国第一主義とは相容れない」としている。
米国はトランプ政権の1期目の2018年にユネスコを脱退したが、その後、バイデン政権の意向を受けて2023年の復帰している。