元横綱白鵬の引退届 相撲協会が臨時理事会で容認

大相撲の元横綱白鵬・宮城野親方(40)が各界を離れることになった。日本相撲協会は宮城野親方から届け出のあった退職の意向を容認し、6月2日に開かれた臨時理事会で報告された。6月9日付で退職する。
宮城野親方はモンゴル出身。2000年に15歳で来日、2021年9月に引退した。現役時代は史上最多の優勝45回を誇り、通算1187勝、幕内1,093勝も歴代最多。
ただ、現役時代後半は横綱として相撲協会が重視する、”品格”にかける行動や発言が度重なり批判を受けたほか、宮城野親方としても部屋の運営で十分な力士の育成、指導体制が取れていなかったことで、協会の処分を受けていた。