米地裁 ハーバード大の留学生 停止措置 一時差し止め

米国の連邦地裁は5月23日、トランプ政権による名門ハーバード大学留学生受け入れ停止措置を、一時差止める決定を下した。政権側が連邦地裁の決定に不服を申し立てるのは確実だ。大学側も徹底抗戦の構えで、最終的には措置の合法性も含め、連邦最高裁の判断に委ねられる可能性が高い。
連邦地裁は、「認定取り消しは憲法違反だ」とする大学側の主張に沿う形で、政権の措置が「回復不可能な損害を与える」と判断した。