百日せき 今年累計4,771人 すでに昨年上回る 流行拡大

子どもに多い百日せきの流行が拡大している。国立健康危機管理研究機構によると、今年の累計患者数は3月30日時点で4,771人(速報値)に達し、2024年1年間の4,054人をすでに上回っている。
百日せきは細菌による感染症で、主にせきやくしゃみなどの飛沫でうつる。生後6カ月未満の乳児が重症になりやすく、肺炎や脳症などを引き起こすと命に関わる。都道府県別では新潟県が73人、兵庫県が36人、沖縄県が35人などとなっている。