京都の玄関口、JR京都駅でハトの糞(ふん)の被害を防ごうと、管理会社による、天敵のタカを使って追い払う取り組みが始まった。この2羽のタカは、ハリスホークとオオタカで、鷹匠の訓練を受けており、指示されるとハリスホークは天井近くを100mほど飛ぶ。オオタカは鋭い鳴き声を発する。ハトはこれを見たり聞いたりすると、逃げ出して近寄らないようになるという。
京都駅ビルの中には、名物の大階段のある広い空間がある。ここは屋外との仕切りがないためハトが入り込み、糞で床が汚れたり、人に糞をかけたりする被害があとを絶たない。このため、始まったのが今回の取り組みだ。