中国・深圳市の日本人男児刺殺 被告に異例の即日死刑判決

中国広東省深圳市中級人民法院(地裁)で1月24日、同市で2024年9月、日本人学校に通う男子児童(当時10歳)が刺殺された事件の初公判があった。そして初公判で、40歳の中国人男性の被告に対し、故意殺人罪で死刑判決を言い渡した。異例の即日判決だった。
事件が起きたのは満州事変の発端となった柳条湖事件から93年となる日で、日本人を狙った犯行との見方もある。公判は報道陣には公開されず、広東省広州市の日本総領事館らが傍聴した。