24年近畿企業の倒産2,542社 飲食中心に11年ぶり高水準

帝国データバンクのまとめによると、2024年に2府4県の近畿で倒産した企業は、1,000万円以上の負債を抱え破産や民事再生法など法的な手続きを取った企業を含めて前年比20.7%増の2,542社に上り、2013年以来、11年ぶりの高い水準となった。原材料高騰に加え、エネルギー価格や人件費の上昇による大幅な採算の悪化、人手不足などが主要因。
業種別でみると、飲食店を含むサービス業が932社と最も多く、居酒屋、バー、スナックの倒産が目立っている。負債額が最も大きかったのは船井電機の469億円だった。