文部科学省の人事行政調査によると、2023年度にうつ病など「心の病」で休職した公立学校の教員が前年度比580人増の7,119人に上り、過去最多となったことが分かった。3年連続で最多を更新し、初めて7,000人を超えた。
調査は、都道府県と政令市の67教育委員会が対象。全教員(約92万人)に占める休職者の割合は0.77%で、年代別では30歳代の2,128人(0.96%)が最も多く、次いで40歳代の1,766人(0.94%)だった。学校別では小学校が最多の3,443人、中学校が1,705人、高校が966人だった。