京都・千本釈迦堂 師走伝統行事「大根だき」無病息災願う 2024年12月10日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 京都・千本釈迦堂(所在地:京都市上京区)で12月7、8の両日、大きな釜で炊いた大根を食べて無病息災を願う師走の伝統行事「大根だき」が行われた。 両日、境内には直径およそ1mの大きな釜が用意され、大根が油揚げと一緒に炊き上げられた。朝から同境内には長い行列ができていた。訪れた人たちは、1杯1,000円で振る舞われる、湯気の立つお椀を受け取ると出汁がしっかりと染み込んだ大根を頰張り体を温めていた。 大根だきは、釈迦が”悟り”を開いた日を祝う行事で、鎌倉時代に始まったとされる。