関西の24年上半期倒産21.9%増の1,259件 3年連続更新

帝国データバンク大阪支社のまとめによると、2024年度上半期(4〜9月)の関西2府4県の倒産件数(負債額1,000万円以上)は前年同期比21.9%増の1,259件で、上半期としては3年連続で前年度を上回った。9業種すべてで件数が増え、飲食店を含むサービス業が前年同期比32.9%増の460件に上り、最多だった。不動産業も同86.4%増の41件だった。コロナ禍からの業績回復途上に、原材料価格や人件費の高騰に見舞われ、行き詰まったケースがケースが多かった。
一方、負債総額は同82.1%減の1,331億6,300万円。これは前年同期に負債額が500億円を超える大型倒産が2件あり、その反動で大幅減少したもの。