死者4万1,000人超 ガザ戦闘1年 終結よりなお戦禍拡大

パレスチナ・ガザで、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が始まってから10月7日で1年となる。6日現在、パレスチナ自治区ガザの死者は4万1,870人、負傷者は9万7,166人、イスラエルの死者は兵士を含め1,476人に上る。深刻な人道危機が続く一方、停戦に向けた協議は停滞したままで、戦闘終結は全く見通せない。
こうした中、イスラエル軍はレバノンへ地上侵攻を始め、今後は敵対するイランへの報復攻撃が焦点といわれる。終結どころか、中東広域への紛争拡大が懸念される事態となっている。