凱旋門賞 シンエンペラー12着, 重い馬場に最後伸びず

フランス競馬の世界最高峰レース、第103回凱旋門賞(G1、芝2400m)が10月6日、パリ・ロンシャン競馬場で16頭が出生して行われた。日本から今年こそ初制覇か、との期待を背負って参戦したシンエンペラー(牡3歳、坂井瑠星騎乗、矢作芳人厩舎)は、最後の直線、本来の伸びがみられず12着に敗れた。11度目の挑戦となった武豊騎手騎乗のアイルランド調教馬のアルリファー(牡4歳)も11着に終わった。日本調教馬は昨年に続き、雨で重たくなったロンシャンの馬場に沈んだ。日本調教馬とは一線を画す、課題の欧州競馬への対応で遅れをとる、厳しい現実をまたも突きつけられた。
優勝は英国のブルーストッキング(牝4歳)だった。