24年上半期 金密輸81%増の228件, 押収量8.1倍 財務省

財務省は9月25日、2024年上半期(1〜6月)に全国の税関が摘発した金の密輸件数が前年同期比81%増の228件、押収量は8.1倍の937kgに上ったと発表した。近年、金の密輸は大きく減少していたが、2022年から再び増勢をたどっている。
密輸の形態は、航空機の旅客による持ち込みが209件、272kg、航空貨物が13件、651kgと、航空機利用によるものが大半を占めた。香港からの密輸に押収量が812kgと全体の約9割に上った。