「ボトムアップ五輪を」渡辺守成氏, IOC会長選へ意気込み

国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が9月24日、2025年3月の国際オリンピック委員会(IOC)会長選挙に日本から初めて立候補した経緯や抱負を語った。東京都内で記者会見した渡辺氏は、FIG会長として160カ国以上を訪問して現場の意見を聴き取って来た経験を挙げ、「トップダウンでなく、ボトムアップの五輪をつくっていきたい」と所信を述べた。そして、「決して楽な戦いではないが、精一杯、努力して国内でのスポーツのプレゼンス、世界における日本のプレゼンスを上げるために、少しでも貢献できればと思う」と語った。