太平洋戦争(1941〜1945年)中にイギリス軍の捕虜としてバングラデシュに連行されて、現地で死亡したとされる旧日本兵の遺骨収集が今年11月に初めて実施されることになった。
国が平成26年度から行っている現地調査で、合わせて43人の旧日本兵の墓地があることが分かり今年7月、バングラデシュ政府から遺骨収集の許可が出たため、11月に実施されることになった。厚生労働省によると、太平洋戦争中に旧日本軍が当時イギリスの支配下にあったインド北東部の攻略を目指した「インパール作戦」の際、イギリス軍の捕虜となって、バングラデシュに連行されたもの。