25年万博の大屋根「リング」つながる 愛称の公募検討へ

2025年大阪・関西万博のシンボルとして、ゼネコン3社のJV形式で建設が進められていた万博会場の1周約2kmの「大屋根(リング)」が8月21日、つながった。大阪府の吉村知事は同日の記者会見で、リングの愛称の一般公募を運営主体の博覧会協会に提案したと明らかにした。
リングは、柱や屋根材などに計約2万7,000㎥の木材を使用。柱と梁(はり)をつなぐ接合部分は日本の伝統的な工法「貫工法」をベースとした。