すでに離婚した夫婦も「共同親権」選択可能 民法改正案

離婚後に夫と妻双方が親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法などの改正案が3月8日、国会に提出された。法施行前に離婚した夫婦も、共同親権を選べるようにする。成立すれば公布から2年以内に施行され、単独親権に限ってきた現行制度から歴史的大転換となる。
未成年の子がいる夫婦の離婚件数は年間約10万件、親の離婚を経験した子は約20万人に上る。