競馬の秋のマイル王決定戦、第40回マイルチャンピオンシップ(G1、1600m芝、16頭出走)は11月19日、4年ぶりに京都競馬場で行われ、5番人気のナミュール(藤岡康太騎乗)が1分32秒5で優勝、G1初制覇した。1着賞金1億8,000万円を獲得。らいあん・ムーア騎手の落馬負傷による乗り替わりだった藤岡康太騎手、高野友和調教師ともにこのレース初勝利。
ナミュールはこのレース後方で脚をため、末脚にかけた。すると、これまで重賞レースで善戦健闘しながら上位入選止まりで、頂点に届かなかったのが嘘のように、最後の直線が圧巻だった。藤岡騎手が追い出し賢明にムチを入れると豪脚を披露、先行馬群を差し切った。首差の2着に3番人気のソウルラッシュ、さらに半馬身差の3着にジャスティンカフェが入った。1番人気に支持されていたシュネルマイスターは7着に終わった。