天皇賞・秋 イクイノックス 日本レコードで貫禄の2連覇  

第168回天皇賞・秋(2000m芝、11頭出走、G1)が10月29日、天皇・皇后両陛下が観戦される中、東京・府中市の東京競馬場で行われ、1番人気のイクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が、1分55秒2の日本レコードで優勝した。昨年に続き史上3頭目の連覇を達成し、1着賞金2億2,000万円を獲得した。同馬はG15連勝で5勝目。ルメール騎手はこのレース2連覇で5勝目、林哲也調教師は昨年に続き2勝目。
イクイノックスは好スタートから3番手の好位につけ、最後の直線、残り400mを過ぎたあたりで先頭に立ち、全く危なげのない貫禄のレース運びで、しかも日本レコードで制した。6番人気で2着のジャスティンパレスに2馬身半差をつけた。さらに1馬身1/4差の3着に3番人気のプログノーシスが入った。負傷した武豊騎手から乗り替わった2番人気のドゥデュースは、期待された差し脚不発で7着に終わった。