9月も統計開始以来の暑さ 3カ月連続最高更新 気象庁

気象庁は10月2日、9月の全国の平均気温が平年よりも2.66度高く、統計を開始した1898年以降で最も高かったと発表した。エルニーニョ現象のほか、偏西風が例年よりも北寄りに蛇行し、太平洋高気圧の張り出しが強かったことも影響した。これにより、暖かい空気が日本列島付近に流れ込みやすい状態が続いたことなどが重なり、各地で異常な暑さの猛暑日が頻発。7、8月に続き3カ月連続で高温の記録を更新した。
ただ、台風の発生は2個にとどまり、1983年と並んで統計開始以来最も少なかった。