4〜6月GDP年率6.0%増 輸出復調も個人消費弱含み

内閣府が8月15日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比1.5%増、年率換算で6.0%増だった。プラス成長は3四半期連続。個人消費が弱含む一方、輸出の復調が全体を押し上げた。
年率の成長率が6.0%を超えるのは新型コロナウイルス禍の落ち込みから一時的に回復していた2020年10〜12月期(7.9%)以来。輸出は前期比3.2%増で2四半期ぶりのプラス。輸入は4.3%減で3四半期連続のマイナスだった。