世界の平均気温が連日、過去最高を更新する中、米国でも深刻な熱波が広がっている。米海洋大気局(NOAA)によると、7月11日時点でおよそ9,572万8,922人が猛暑警報の対象となっており、警報は米南西部に集中している。16日にかけ西部アリゾナ州では最高気温がセ氏47.2度、ネバダ州では46.7度に達するとの予報が出ており、最も警戒レベルの高い警報が発令された。NOAAは声明で15〜16日にかけ「強烈で非情に危険な」熱波が米南西部を中心に広がり、「局所的に観測史上最高の気温を記録する可能性がある」と警告している。日本経済新聞が報じた。