近畿1〜6月倒産31%増の1,011件 負債総額61%増の1,569億円

東京商工リサーチのまとめによると、近畿2府4県の2023年1〜6月の倒産件数は、前年同期比31%増の1,011件に上った。1〜6月の倒産件数が1,000件を超えるのは2020年以来。負債総額は61%増の1,569億円だった。年上半期としては3年ぶりに1,500億円を上回った。
新型コロナ禍での資金繰りを支援する実質無利子・無担保の融資制度「ゼロゼロ融資」の返済期限を迎える企業が増え、休業協力金の支給もなくなったことで破綻増につながった。産業別では大阪府、兵庫県で飲食業を中心とするサービス業の倒産が増えた。