ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝戦が3月21日(日本時間)米国・マイアミで行われ、日本が最終回、劇的な逆転劇でメキシコに勝ち、22日の決勝戦で米国と戦うことになった。日本は3大会ぶり3度目の優勝を目指す。
試合は4回、メキシコに3ランで先制され、0−3の7回、日本が吉田正尚(レッドゾックス)の3ランで追いつくと、8回に再度メキシコに2点勝ち越される苦しい展開。そして4−5の9回、先頭打者、大谷翔平(エンゼルス)の二塁打などでつくった無死一、二塁の好機で、ここまで好機に凡退していた村上宗隆(ヤクルト)がセンターオーバーの決勝二塁打を放ち決めた。
投手陣は佐々木朗希(ロッテ)、山本由伸(オリックス)、湯浅京己(阪神)、大勢(巨人)のリレーでつないだ。劇的サヨナラ勝ちに、日本列島が歓喜の嵐に包まれた