半導体大手のルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は9月26日、ベトナムの自動車メーカー、ビンファストと、電気自動車(EV)の技術開発や半導体の提供で協業を拡大することで合意したと発表した。ルネサスエレクトロニクスはビンファストに、システム・オン・チップ(SoC)、マイコン、アナログ&パワー半導体などの幅広い半導体製品を提供し、車載用アプリケーションやモビリティサービスを開発するための技術支援を行う。
両社は先に協業開始しており、すでにビンファストの新型EV「VF8」「VF9」に、ルネサスエレクトロニクスの車載用SoCであるR-Carやアナログ製品に採用されている。