西松建設(本社:東京都港区)は4月15日、「中大規模木造建築物の実現」への取り組み強化のため、シェルター(本社:山形市)と木質耐火部材に関するOEM契約を締結したと発表した。
これにより、シェルターが保有する木質耐火部材COOL WOOD(クールウッド)を、同社オリジナルの木質耐火部材META WOOD(メタウッド)として活用することが可能となった。今回の木質耐火技術の取得により今後、中大規模木造建築物の実現に向け、より一層の技術開発を推進する。
脱炭素社会の実現に向け、カーボンニュートラルな素材、”木造”が社会的な注目を集めていることで、木造建築物の中大規模化の実現に際し、耐震構造技術の開発とともに、従来から課題となっていた耐火技術の開発が不可欠。この点をOEM契約で克服しようというもの。