東証再編 プライムなど3区分に移行 60年ぶり再編

東京証券取引所は4月4日、60年ぶりとなる市場再編を実施、これまでの「1部」「2部」「マザーズ」「ジャスダック」から、「プライム」「スタンダード」「グロース」の3区分に移行した。上場企業の質の改善やコーポレートガバナンス(企業統治)の強化を図り、世界の投資マネーを呼び込むのが目的だ。
ただ、東証1部企業の84%にあたる1,840社がそのままプライム市場に横滑り、マーケットからは「変化が感じられない」との声も挙がっている。果たして世界の投資家は狙い通り動いてくれるのか。