複数の米メディアによると、3月10日(日本時間11日)、新労使協定を巡る米大リーグ機構(MLB)と選手会の交渉が前日から一転、合意に達した。シーズンは4月7日(同8日)に開幕し、当初の最終戦から3日間延長を含め、ダブルヘッダーを組みながら162試合フルで実施。選手への給与も全額が補償される見込み。
国際ドラフトに関しては双方が条件付きで譲歩。ぜいたく税の課税基準額、年俸調停の資格を得る前の若手選手に支給するボーナスプール、メジャー最低年俸などの主要項目についても大筋で合意。機構側の最終提案に選手会が投票で多数決を取り、賛成多数で決定した。