21年の自殺者 前年比1.2%減の2万830人 2年ぶり減少

警察庁の統計によると1月21日、2021年の自殺者数が前年比1.2%減の2万830人(速報値)だったことが分かった。新型コロナウイルス禍で11年ぶりに増加した前年より251人少なかった。減少は2年ぶり。ただ、毎年3月に発表される確定値は、速報値から200人前後増える傾向にあり、2021年は前年と同水準になる可能性がある。
内訳をみると、男性が前年より240人少ない1万3,815人で、12年連続の減少となった。一方、女性は7,015人で、前年に比べわずかに11人減った。2年連続で7,000人台だった。