NECは7月17日、NTTドコモ、SOMPOホールディングス、SOMPOケアと共同で、介護施設における課題解決に向け、2月にSOMPOの介護施設で行った第5世代移動通信方式(以下、5G)の実証実験の結果を発表した。同実験は、介護職員が携わる業務で最も多くの時間が割かれている食事介助について実施された。
5Gの活用により、「顔認証による来訪者特定」「アラートによる禁食(アレルギー)チェック」「食事前後の配膳トレー撮影による摂取量管理の自動化」を実施し、介護職員のピーク時の業務効率化に貢献できることを実証した。今後、この結果をもとに介護施設への導入を目指して検討する。