シスメックス(本社:神戸市中央区)とエーザイ(本社:東京都文京区)は12月9日、米国カリフォルニア州サンディエゴで12月4~7日まで開催された第12回アルツハイマー病臨床試験会議(CTAD)で両社が共同で開発を進めている、血液を用いたアルツハイマー病(以下、AD)診断法に関する最新データを発表したことを明らかにした。この中で、シスメックスのタンパク測定プラットフォームである全自動免疫測定装置HISCL(TM)シリーズをを用いて測定した血漿中の脳由来アミロイドベータ(以下、Aβ)から、脳内アミロイド病理を把握できる可能性が示唆されたと発表した。