厚生労働省によると、2018年末現在、就業している看護師は121万8,606人で、前回の2016年分(衛生行政報告例)と比べて6万9,206人増えた。一方、就業している准看護師は前回比1万8,632人減の30万4,479人だった。就業看護師はこの集計を始めてから毎回増加しているが、就業准看護師は2002年の39万3,413人をピークに減少し続けている。 就業看護師を年代別にみると、40~44歳が18万3,793人(構成比15.1%)で最も多く、以下、45~49歳が15万9,750人(同13.1%)、35~39歳が15万7,790人(同12.9%)、25~29歳が15万4,222人(同12.7%)と続いている。一方、就業准看護師は55~59歳の5万262人(同16.5%)が最多。以下、50~54歳が4万5,895人(同15.1%)、45~49歳が4万229人(同13.2%)などと続き、40歳以上が全体の8割超を占めている。