大阪府東大阪市消防局は7月12日、高齢者の火災の被害を防ごうと、ケアマネジャーやヘルパーを対象にした防火教室が開かれた。この教室にはケアマネジャーやヘルパーなどおよそ60人が参加した。消防隊員が火事の映像を見せながら、高齢者だけが暮らしている住宅では、コンセントの中にほこりがたまって出火したり、鍋の空焚きなどで火事になったりすることが多いと説明。また、高齢者は火事の際、避難が遅れて亡くなったり、けがをしたりするケースが多い。このため、高齢者やその家族に火災警報器の設置を呼び掛けていた。東大阪市では年間に発生する火災のおよそ半分が高齢者の住宅で発生しているという。