訪問介護職員の高齢化加速 20代わずか1% 60歳以上が約4割
全国労働組合総連合(全労連)の調査によると、訪問介護を担う介護職員の高齢化が加速、20代はわずか1%にとどまり、深刻な実態が改めて浮き彫りになっている。
訪問介護職員を年代別にみると、10代0%、20代1.0%、30代5.9%、40代20.2%、50代35.3%、60代30.2%、70代7.5%となっている。平均年齢は55.5歳。50歳以上が全体の73.0%を占め、60歳以上でみても37.7%と4割に迫っている。
調査は2018年10月から2019年1月にかけて実施され、組合未加入の人も含め、1,897人の訪問介護職員(ケアマネ、ヘルパーなど)から回答を得た。