中高年の「ひきこもり」推計61万3,000人で39歳以下を上回る
内閣府の調査によると、40歳から64歳までの年齢層の「ひきこもり」は1.45%全体の1.45%、推計で61万3,000人に上ることが明らかになった。これは4年前の調査で推計された39歳以下のひきこもりの人数54万1,000人を上回っており、対策が急がれる。
男女別では男性が4分の3以上を占めたほか、ひきこもりの期間が「5年以上」と回答した人は半数を超えていて、中には「30年以上」と回答した人もいた。
内閣府は2018年12月、40歳から64歳を対象とする初めての調査を行い、全国の男女5,000人のうち3,248人から回答を得た。