介護事業所の指定取り消し・停止処分257件で最多更新

介護事業所の指定取り消し・停止処分257件で最多更新

厚生労働省はこのほど、何らかの不正によって指定の取り消し・効力停止処分を受けた介護施設・事業所が2017年度の1年間で257件に上ったと明らかにした。前年度と比べ13件増え、過去最多を更新した。
257件の内訳は、指定の取り消しが169件、全部停止が38件、一部停止が50件。法人の種類では営利法人が77.0%を占め、以下、医療法人9.3%、NPO法人6.6%、社会福祉法人3.5%などと続いている。サービスの種類では訪問介護が35.0%を占め最多で、2位の通所介護(10.5%)と大きな差があった。