東京の13区で児相設置の動き 相次ぐ児童虐待対策で

東京の13区で児相設置の動き 相次ぐ児童虐待対策で

全国で相次ぐ児童虐待の発覚により、自治体として自前の児童相談所(児相)を通じて児童虐待への対応を強化したいとの考え方から、児相開設の動きが出ている。
東京では23区のうち13区が児相の開設に動き始めている。一部の報道によると、20年度に世田谷、荒川、江戸川の3区が開設し、残る10区も25年度までに設置するという。このほか、首都圏の中核都市でも設置に動くところがある。
ただ、必要性は認識しても、財源不足などから開設には引き続き慎重な自治体も少なくない。