エステー化学が「介護のニオイ問題を考える」セミナー
エステー化学(本社:東京都新宿区)は11月9日、「介護のニオイ問題」について考えるセミナーを東京都内で開いた。今回は介護に携わる専門家として排泄用具の情報館「むつき庵」代表で、高齢生活研究所所長の浜田きよ子氏を講師に招き、介護現場のニオイの問題の実態や対策について話を聞いた。
このほかエステーから、介護空間のニオイは汗臭、加齢臭、尿臭、便臭、湿布臭の5つの臭気成分が混じり合って漂うことにより、独特な「介護空間の複合臭」になるなどの研究成果を報告した。
介護を取り巻く様々な問題が今後社会課題となってくることが予想されるが、その中の深刻な悩みの1つとして挙げられるのが介護空間に発生するニオイの問題だ。デリケートな問題のため表面化しづらく、相談場所や対処方法が認識されていないのが現状。