安川電機 前腕リハビリ装置の臨床研究機を開発
安川電機(本社:北九州市八幡西区)は10月31日、前腕回内・回外リハビリ装置の臨床研究機を開発したと発表した。この装置は、脳血管疾患や整形疾患などによる前腕回内・回外運動機能障害を持つ方を対象に、電気・振動刺激を併用しながら、前腕の運動をサポートする装置。リハビリをける人に合わせて訓練モード、可動域(訓練角度)を設定できる。
2017年9月に製品化している上肢リハビリ装置CoCoroe ARに続く、前腕の回内・回外運動のリハビリに特化した装置。今後、実用化・普及に向けた臨床研究を実施することで開発をさらに加速していく。これらは、同社が長期経営計画「2025年ビジョン」に掲げるヒューマトロニクスの事業領域確立の一環。