10/1から生活保護支給額引き下げ 受給者の2/3が対象
生活保護のうち、食費や光熱費などの生活扶助の支給額が10月1日から見直され、2020年10月にかけて3回に分けて引き下げられる。受給世帯の3分の2の67%が対象になる。生活扶助の基準額は5年に1度、所得の低い一般世帯の生活額と比べたうえで見直される。
見直しの内容は居住地域や家族構成などにより異なる。このうち東京23区などの大都市部で中学生と小学生の子どもが2人いる夫婦の世帯で児童の加算を含め月20万5000円の支給額が、10月から20万2000円に、2020年には19万6000円にそれぞれ引き下げられる。また、大都市部の65歳の単身世帯では月8万円が、10月から7万8000円に、2020年には7万6000円に引き下げられる。、