総人口の28%・3557万人が高齢者、5人に1人が70歳以上
総務省は9月16日、「敬老の日」を前に65歳以上の高齢者の推計人口を公表した。これによると高齢者は9月15日時点で前年同期を44万人上回る3557万人となり、総人口に占める割合は過去最高の28.1%となった。
このうち70歳以上は2618万人に上り、全体に占める割合は初めて20%を超え、20.7%となった。団塊の世代(1947~49年生まれ)が70歳を迎え始めたことから急上昇、5人に1人が70歳以上という時代に突入した。また、女性の高齢者人口が初めて2000万人を超えた。
総人口は前年比27万人減の1億2642万人で、2011年以降、減少が続いている。高齢者数を男女別にみると、男性は1545万人で男性人口に占める割合は25.1%、女性は2012万人で女性人口に占める割合は31.0%だった。