がん5年生存率 ステージごとに初公表 がん研究センター

がん5年生存率 ステージごとに初公表 がん研究センター

国立がん研究センターは9月11日、がんのステージごとの5年生存率を初めて公表した。これは全国のがんの拠点病院などで治療が行われたがん患者を各がんのステージごとに生存率を集計したもの。
国立がん研究センター中央病院が治療した胃がんの患者では最も早期にあたるステージ1で91.8%、ステージ2で71.5%、ステージ3で64.6%、ステージ4で14.5%などとなっている。
同センターでは今回、平成21年までの2年間にがんの拠点病院など全国251の医療機関で治療したおよそ50万人のがん患者のデータを集計し、各がんの進行度合いを示すステージごとに診断から5年後に生きている人の割合を示した。