障害者雇用 中央省庁の8割・27行政機関で水増し
厚生労働省の調べによると、障害者雇用の水増し問題で、中央省庁の8割にあたる27の行政機関で雇用する障害者の数が3460人も水増しされていたことが分かった。
この結果、2017年6月末時点で中央省庁全体で6800人余りの障害者が雇用され、法定雇用率(2.3%)を達成していたことになっていたが、この半数が水増しされていた。これにより、実際の雇用率は1.19%だった。
水増しされた障害者数が最も多かったのは、国税庁で1020人に上った。次いで国土交通省、法務省と続いた。