豪雨犠牲者の7割超が60歳以上「災害弱者」浮き彫り

豪雨犠牲者の7割超が60歳以上「災害弱者」浮き彫り

朝日新聞社のまとめによると、西日本を中心に大きな被害に見舞われた豪雨災害で、7月12日時点で年齢や死亡した状況が明らかになっている141人のうち、60歳以上が100人に上り、7割を超えたことが分かった。
年代別でみると、60代が25人、70代が37人、80代が29人、90代が9人だった。30~50代は34人、10代、20代はそれぞれ1人。そのほか3~9歳が5人となった。この結果、犠牲者のうち60代以上の割合が約71%に達し、「災害弱者」とされる高齢者の実態が浮き彫りになった。