高齢ドライバーの安全運転講習会 滋賀県東近江市

高齢ドライバーの安全運転講習会 滋賀県東近江市

滋賀県東近江市で高齢ドライバーを対象にした安全運転の講習会が開かれた。この講習会は、高齢ドライバーの操作や判断ミスにより事故が多発していることを受け、警察などが高齢ドライバーの注意喚起を促すため行っているもので、今回は70~80歳の高齢者6人が参加した。
参加者は首の動きや足の動きを測定するセンサーを体に取り付けて、実際の道路を運転し、自動車教習所の指導員が左右の安全確認が正しくできているか?、交差点で一時停止を守っているか?などをチェックした。テスト走行の後、守られていなかった点や不十分だった点などを指摘され、参加者らは反省していた。
警察によると、昨年滋賀県内で起きた交通事故のうち、高齢ドライバーの事故の割合は17.6%と過去最高に上っているという。同県警察本部では、講習で現在の実力を確かめ、十分認識してもらい、安全運転につなげたり、免許の自主返納について考えるきっかけにしてほしいとしている。