75歳以上の医療費の自己負担2割に引き上げへ 財務省

75歳以上の医療費の自己負担2割に引き上げへ 財務省

財務省は4月25日、財政に関する審議会で、75歳以上の高齢者の医療費の自己負担を、現行の原則1割から2割に引き上げるよう提案した。
“団塊の世代”が75歳以上になる2025年には、医療費に充てる保険料と税金が総額で54兆円に達する。10年間でおよそ1.5倍に膨らむ計算で、今のままでは現役世代の保険料や税の負担が重くなり、制度を維持することが難しくなっていくというのがその理由。
介護保険についても同様に、介護サービスを利用する人の自己負担を原則1割から2割に引き上げるべきだとしている。