待機児童 全国で5万5433人 3年連続増 半年で倍増

待機児童 全国で5万5433人 3年連続増 半年で倍増

厚生労働省によると、2017年10月時点で認可保育施設に入れない待機児童が、全国に5万5433人に上ることが分かった。前年同期より7695人多く、3年連続の増加で、2017年4月(2万6081人)から半年で2倍以上に増えた形となった。
7695人の9割近くにあたる6798人は0歳児。政府は2017年、待機児童の定義を見直し、育児休業中でも復職の意思がある場合は数に含めたことも増加の背景にある。
都道府県別では、東京の1万2469人が最多で、全体の約22%を占めた。以下、神奈川4411人、埼玉4263人、沖縄3960人、大阪3922人、千葉3664人、兵庫3300人などと続いた。