認知症分野の認定看護師養成へ 島根県立大で18年6月開講

認知症分野の認定看護師養成へ 島根県立大で18年6月開講

島根県立大は、認知症の看護分野で専門的な知識や技術を持つ認定看護師を養成する教育課程を2018年6月から開講すると発表した。同県内でも増えている認知症患者に対応するため、県から開講の要請を受けたという。
認定看護師は日本看護協会による資格制度。21の専門分野に分かれ、協会が認定した教育機関で教育課程を修了し、協会の認定審査に合格すると資格が得られる。
同大では、教員2人と非常勤講師32人から指導を受け、認定看護師が働く病院などで県内外10カ所に分かれて実習する。期間は7カ月。この講座を設けるのは3年間を予定している。